かちゃ～し～！かちゃ～せ～！

DIYや庭いじりが好きな松は、あとから気づいた。

家を造る時は、なるべくシンプルに！

余計なものは、逆に無いほうが良いのだという事を。



家は造ってから、良い家にして行く事の方が大切だと云う事に気づきました(汗)



時々見かける、玄関前や道路に面した庭が、子供の背丈にくらい草ボーボーの家！

「この家、人住んでる？」と言いたくなるような、建物が可愛そうになるくらいの状態！

あれじゃぁいくら金掛けても、いくらセンスの良い設計士にデザインさせても、意味ないよね！





その反対に、最初見た時は、なんとも感じないほどシンプルな家が

通る度に、少しずつ手を加えられ、いつの間にか

「ん？なんかいい感じ」

そんな風にイメージが変化してゆく家あるんだよな～






20年くらい前でしょうか？

松の実家の近くでこんなトコにであった。



新築の家でね！

「あ～ココも家が建つんだな～」なんて、その前から思ってたから、通った時すぐ気づいた！

その家の玄関前のほんの(１畳程度の）小さなスペースなんだけどね。

両親と、小学生の子供３人くらいで、一生懸命セメントこねて敷き詰めてるわけ！

セメント扱った方は良く分かると思うが、小学生が(無論大人も然り)セメント扱うのって大変なのよ！

慣れない人はカラダボロボロになるくらい重労働なのよ！



車で通り過ぎる、ほんの数秒の風景だったんだけど。

家族で家を造り上げている、なにかとてもほのぼのしたもの見たような気持ちになってね！

しばらく車止めて、見続けていたかったくらい.................多分変質者と思われるね(笑)



最近良く訪れるblog、植木屋まえだまめさんの言う「金を掛けずに手間を掛ける」

喜びを今、実感しとります。

逆に今は手を掛け過ぎ(ゴチャゴチャ)ないよう、程々に気持ちを抑える方に気をつけてますがね(笑)
何事も「バランス」が大事ですから！






ココで建物と言わず、あえて家と表現したのは

やはり建物は、あくまでも箱もの。

そこに家族の想いを入れ込み、家を育てるプロセスがある。

家には家族があり、家族の歴史がある。



建物が先か？はたまた人の想いが先なのか？

人それぞれ、家に対する思いは違うハズだが、25坪～50坪の空間の中に

家の数だけ、家族の数だけ、さまざまなストーリーが繰り広げられているのでしょう！




人も同じく体が先に形成され、そして人生経験と共に中身も少しづつ変わる。


同窓会で、十数年ぶりに友人達と出会い、体だけ歳をとった中身は「草ボーボー」なのか？(笑)

ハタマタ通るたびに、何となく気になる家のように、味のある成長を遂げているか..............

さて、どっちかな？