2008年09月14日

僕はラジオ

僕はラジオ妻が借りてきたDVD

昨日出張から帰り疲れているので

今日はDVDでも観てゆっくりしようと思ったが


「僕はラジオ」



なんだ、そりゃっ!



そう思いながらDVDを観始めた..............

知恵遅れのジェームス(通称ラジオ)はいつも街をウロチョロしている誰もが知っている青年。


しかし誰も話した事が無い.......................



フットボールチーム(高校)の選手達が、そのラジオをイジメタ事をきっかけに

ハロルド(コーチ)がチームに引き入れ、手伝いをさせ始める。



最初は選手達も小さなイジワルをしながらも、純粋なラジオにだんだんと引き寄せられ

皆親しみ慣れてゆくのです。




やがて彼は、チームや学校・小さな田舎街のみんなから親しまれる存在に変化してゆく。



しかし、知恵が遅れ、純粋な彼は一部の者達のイタズラにより問題を起こしてしまい


誤解も生まれ、チーム(学校)から、追い出されそうになる。





コーチのハロルドは、どんな状況でもラジオを信じ、彼を守り続けるのです。

そして、ハロルドの家族も、主人のハロルドとラジオを信じ続け、味方となる。



揺らぐこと無く。

最後は涙でいっぱいの感動でしたうわーん






これは実話をもとに作られた映画だそうです。

ラジオは50歳代になった今でも映画の舞台となったハナ高校で

今も名誉コーチとして頑張っている姿(本人)が、物語の最後に紹介されていました。






ハロルドコーチと家族は、我々と少し違う知能と行動を持ったラジオを

信じ続けるのは容易な事ではなかったと思います。




しかも、街の隅々まで住人を知り尽くす、小さな田舎街では尚の事。




いや、もしかすると「何が正しい事」かを知っているハロルドコーチと家族には

難しい事どころか、むしろ答えは簡単な事だったのかもしれない。





私達も、周りの人達の目や、いろんな事に惑わされ、答えを................

そして自分を見失う事が多々あります。





時には、本当の自分を解っているのに、それを信じる事を恐れ

本当の自分を選ばない理由をわざわざ探し、一番大切な自分にウソをつく事もある。






私の人生で、自分が信じた事に対し「全然ブレない人」と、何名か出会った事があります。







その行動が、正しいとか間違いとかいう次元ではない

「自分の信じた事」に対し「毅然」とし「微動だに」せず、「迷い」が無い。




そんな人は、必ずしも「優しい」とか「付き合いやすい」人でなくとも

いつの間にか松の中で「ウソが無く、信用できる人」というポジションに置かれています。

たとえその人の選択が松と正反対であっても..................







人は自分の行動が「間違っていないか?」と迷う事は少なく無いと思います。


その行動が「正しい」のか「間違い」かは、結局自分で決めてしまうのでしょう。




行動に対する正解はいくつもあるが、自分の中の答えはたった一つしかないような気がします。



いろんな事を考えさせる映画「僕はラジオ」でした。


家族(特に子供達と)で観る事をお薦めします。



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Posted by 松! at 19:47│Comments(0)
 
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